Buddha statue・Painting
山門を入って右側と本堂に安置されています。
六道の衆生を救うための六本の腕には、意のままに宝を出すという如意宝珠を持ち、いっさい人々の願いを満たすと言われています。
右手で頬を支え願いに耳を傾けながら思いをめぐらしておられます。
Buddha statue
院内の仏像をご紹介します。
本堂の天井を舞う龍の天井画。龍は古より仏法を守護する生き物と言われ、山田大作氏により納められました。
どの角度から見ても鋭い眼差しを向けてくる威厳のある姿は力を与えてくれます。
襖八十三面、衝立、屏風も山田画伯によるものです。
Painting
山田画伯による襖八十三面、衝立、屏風を御覧ください。
History
玉林寺の創建の年は定かではありませんが、永禄6年(1563)には当山が存在したことは、山門前の紹巴の碑で判ります。
当時、玉林寺は小牧山西南麓にありましたが、元和9年(1623)小牧宿を東に移した時、当山も現在の位置に移されました。
永禄6年、織田信長が清州より城を小牧山に移した際、新築祝儀の連歌百韻会を開催。
京都から呼び寄せた連歌師里村紹巴は玉林寺に宿って小牧山に出仕したと伝えられます。
この開城式の席上紹巴が、あさ戸あけの 麓は柳 さくら哉 と詠みました。
ところが信長は気色一変し、不吉であると立腹。「あさ戸あけ」を“いよいよ出世する夜明け”の意味で読んだのに、信長は“城を明け渡す”意味にとったと言います。
紹巴は面目を失いこっそりと城を下がって玉林寺に隠れ、夜を待ちひそかに京都に逃げるがごとく立ち去りました。
紹巴の碑は、現在も山門前のお地蔵様と並んで建っています。
尾張藩祖徳川義直公より拝領した杖で、当山寺宝の一つです。義直公が小牧山へ狩りに来た時、当時の住職五代目浄林和尚が道案内をして古戦場の様子等を申し上げました。
義直公はたいそう喜び、九十歳を越えた浄林和尚の労をねぎらい、賞賜として藤杖を与えられました。曹洞禅「寺宝展」に出展。
Main temple ・precincts
小牧の中心部にありながら静寂に包まれた境内。花と緑が彩る中、小鳥がさえずり小牧観音様が見守ります。
どうぞ気軽にお参拝ください。車、電車とも好アクセスです。
平成23年落慶、寺院としてはめずらしい吹抜け2階建てです。本堂にも小牧観音様をおまつりしています。力強い見返り龍の天井画もぜひご覧ください。檜が香る中、大切な誰かを思う時、心落着きたい時いつでもお待ちしております。2階は開山堂、位牌堂でご供養の場となっています。
大正12年建立天平式総欅造り。この奥に境内が広がります。手前にある紹巴の碑もご覧ください。
大晦日にお参りの際は、除夜の鐘で新年の幸せを願いましょう(大晦日23時50分頃から元旦1時過ぎ頃まで)。
大晦日にお参りの際は、除夜の鐘で新年の幸せを願いましょう(大晦日23時50分頃から元旦1時過ぎ頃まで)。
毘沙門天をお祀りします。もともと戦いの神で現在は商売繁盛の神として知られています。
火防の神秋葉三尺坊大権現をお祀りし、地域を見守っています。毎年12月16日に秋葉大権現大祭のご祈祷を行います。
火防の神秋葉三尺坊大権現をお祀りし、地域を見守っています。年に一度ご祈祷が行われます。
不動明王様も弘法大師様も、邪悪なものから人々をお守りくださるといわれています。
拝観時間平日9時〜17時
東海百観音霊場 尾張33観音23番札所 小牧観音 玉林寺
〒485-0041
愛知県小牧市小牧5丁目162
TEL・FAX 0568-76-2057